賢い家づくりへの道!地盤改良

こんにちは、コモ君です。

2月も終わりに近づき寒さも緩んできましたね。
はやく春が来ないかな〜

賢い家づくりを実現するためには、様々な知識が必要となります。
今回は、地盤改良についてです。

地盤改良工事の種類と工法
地盤改良工事は、大きく分けて3つあります。
地盤にあった改良工事をしましょう。

1.表層改良工法
 表層改良とは、軟弱な地盤の層が地表から2メートルであった場合に、軟弱地盤層の強度を上げて、下部の良好地盤層を一体化させて支持地盤を造る工法です。地面を掘り、土を硬化させる「固化材」を混ぜながらもう一度地面を作っていきます。固化材が固まれば、工事完了です。

2.柱状改良工法
 柱状改良とは、軟弱な地盤が2メートル以上8メートル以下の場合に用いられる方法で、土の中にコンクリートの柱を造ってしまう方法です。図のように地面に穴をあけ、良好な地盤まで柱を造る事によって、住宅の荷重を直接良好な地盤で支えてもらう事ができるのです。
工事には、大型の重機が必要となりますので、狭小な地域では工事が困難な場合があります。

3.鋼管杭工法
 鋼管杭とは、地盤が軟弱な場合に地中に打ち込む鋼製の杭の事です。30メートルの深さまで施工が可能です。考え方は、上記の柱状改良と一緒ですが、この工法では、要となる柱が鋼製の物を使いますので、柱状改良では、強度が足りない場合でも対応できます。どのくらいまで杭を打ち込むかによって費用は変わりますが、コスト面では、3種類の中では最も高くなります。